福みりんは調味料としてはもちろんのこと、甘いお酒として楽しむのもおすすめ!現代では調味料として使うイメージが強いみりんですが、戦国から江戸時代にかけて、甘いお酒としても広く親しまれていました。
筆者がおすすめする飲み方とともに、金沢の老舗酒蔵「福光屋」が造る「福みりん 三年熟成」を紹介していきます!

純米本味醂「福みりん」

福光屋が造るみりんは「福みりん」「福みりん 三年熟成」「福みりん 十年熟成」の三つがあり、三年熟成は福みりんの中では中間の熟成具合。通常の「福みりん」は日常の料理に使うのがおすすめ。三年熟成と十年熟成は調味料として使う際は、料理に上品なコクを出したい時におすすめです。
また、福みりんは材料にもこだわりのあるみりん。国産のもち米、米麹、福光屋の米焼酎のみを使用しており、添加物などの余計なものは入っていない、体にやさしいみりんでもあります。

そして、福みりんは優しい甘さと奥深いコクがあり、調味料だけではなく、お酒としても堪能できる。特に三年熟成と十年熟成は長く熟成しているので、深い味わいが楽しめます。
今回紹介する三年熟成のみりんは、三つのみりんの中でも気軽に楽しめるみりん。ですが、よりワンランク上の福みりんを楽しみたい方には、十年熟成でも紹介する同じ飲み方で堪能することもできます!

福みりん×豆乳「福みりんミルク割り」

福みりんはコーヒーのような深い上品なコクがあるので、豆乳や牛乳で割って飲むとマイルドな飲みやすい味わいになります。また、氷を入れて、冷たい福みりんミルク割りで楽しむのはもちろん良いのですが、ホットの豆乳や牛乳で割るのもおすすめ!カフェインもないので、シナモンを少し足して寝る前のリラックスタイムにもぴったりな飲み方です。
材料
福みりん 三年熟成
30ml(大さじ2)
豆乳or牛乳
100ml(豆乳パック半分)
かちわり氷
グラスいっぱい
作り方
1.グラスにかちわり氷を入れる。
2.福みりん 三年熟成と豆乳or牛乳を注ぐ。
3.混ぜればできあがり。

福みりん×炭酸「福みりんレモンサワー」

お酒は好きだけど、アルコール度数控え目が良い人におすすめの飲み方!福みりんのアルコール度数は13から14度なので、焼酎と比べて半分程の度数。お米の優しい上品な甘さのある福みりんなので、福みりんレモンサワーはお食事のお供としても楽しめます。
コクのあるみりんなので、前述で紹介したように豆乳や牛乳で割って、マイルドな味わいを楽しむイメージ。しかし、炭酸とレモンで作る福みりんレモンサワーは意外と合います!爽やかさと優しい甘さが最高な調和を生み出します。
材料
福みりん 三年熟成
30ml(大さじ2)
強炭酸水
120ml
レモン
1/8
かちわり氷
グラスいっぱい
作り方
1.グラスにかちわり氷を入れる。
2.レモンを少し搾ってから入れる。
3.福みりん 三年熟成と強炭酸水を注ぐ。
4.混ぜればできあがり。

福みりん×アイス「福みりんアフォガード」

最後に、締めとしてもぜひ試してほしい食べ方!アフォガードはイタリア発祥の、アイスにエスプレッソをかけたデザート。エスプレッソの代わりに福みりんをかけて「福みりんアフォガード」として食べる、金沢×イタリアのスイーツとしても楽しめます♪
アイスと福みりんのコクが最高の組み合わせですので、ぜひ試してみてください!
材料
福みりん 三年熟成
お好み
バニラアイス
1カップ
作り方
1.一口分のアイスを食べて、くぼみを作る。
2.くぼみに福みりん 三年熟成を注ぐ。
3.福みりん 三年熟成に絡めながら食べる。

最後に
みりんというと、どうしても調味料として、煮物や鍋料理に使うイメージ…福光屋の福みりんは料理にコクを出してくれる調味料としてはもちろんですが、お酒としても楽しめます。
今回紹介した飲み方は筆者も気に入っている飲み方の数例。他にも様々なカクテルのベースとしても使える万能な”お酒”でもあります。特に、福光屋の福みりんは、深いコクと優しい甘さのあるみりんなので、みりん自体の味が楽しめておすすめ!
金沢のお土産としてはもちろんこと、オンラインショップでも買えるので、普段の晩酌としてもぜひ買ってみください♪