石浦神社は歴史ある神社ですが、金沢の定番観光地に囲まれていて、観光客に何かとスルーされがち…ですが、歴史はもちろんの事、可愛いらしいものでいっぱいの見どころある神社です。兼六園や21世紀美術館からほど近いので、ぜひ立ち寄ってみませんか?

金沢最古の歴史と縁結び

石浦神社の創建は古墳時代の547年とされている金沢最古の神社。最初は三輪神社という名前でしたが、奈良時代の神仏習合で石浦山慈光院長谷寺、明治には神仏分離で現在の石浦神社という名前になりました。
加賀一向一揆による消失などで、何度か移転を繰り返し、明治13年(1,880年)に現在の地に鎮座。
主祭神は出雲大社と同じ大国主命が祀られていることから、縁結びや恋愛成就として人気。金沢観光の中心地になっていることもあり、現在では恋愛のパワースポットとして、多くのカップルや若い世代の人気スポットになっています。

水玉模様がいっぱいな神社

カップルや若い世代に人気なのは、恋愛のパワースポットというのもありますが、フォトジェニックな水玉模様が特徴な神社になっているのも理由のひとつです。
絵馬やおみくじ、御朱印帳、お守りなど、石浦神社のいたる所に水玉模様があります。これは「すべてが丸くきまる」という意味を込めているからだそうです。また、水玉模様のお守りは40色以上あり、自分用はもちろんのこと、渡したい人の好きな色やイメージに合わせて選ぶのも楽しみのひとつ!

種類多いおみくじ

そして、神社に欠かせない楽しみのひとつがおみくじ。多くの神社では、大凶から大吉までの7種類前後が多い。しかし、石浦神社にはなんと17種類!凶が一番悪い結果で、1/3000の確率で出る福福福(みふく)が一番ラッキーなおみくじです。何度か石浦神社のおみくじを引いている筆者は大吉が一番最高のおみくじでした…福福福を目指して、ぜひ引いてみてください。
また、境内にはおみくじを結ぶためのエリアが小径のようになっており、ちょっとした撮影スポットにもなっています。

101鳥居

令和の新しい元号を記念して造られた101基の鳥居。区切りの数字のひとつである100から新しい時代への意味を込めて101基の鳥居が建てられています。
また、冬には雪が積もると、赤色の鳥居が映えるので、より一層神秘的な雰囲気を醸し出します。

最後に
石浦神社の周辺には21世紀美術館や兼六園、国立工芸館があります。そんな金沢観光の定番スポットに囲まれているので、少し印象の薄いスポット…ですが、石浦神社は見どころはもちろんのこと、年中イベントや行事をしているので、思わぬ楽しみに出会うかもしれません。
そんな石浦神社についでではなく、ぜひ目的地として訪れてみてください♪