貴船明神は、金沢主要観光地の尾山神社や長町武家屋敷跡にほど近い、せせらぎ通りにある小さな神社。京都の貴船神社末社のひとつで、本社の貴船神社は縁結びの神社としても知られています。本社と同じく、縁結びの神社でありながらも、縁切りの神社としても両立する。そんな、全国的にも珍しい金沢の貴船明神を訪れてみませんか。

加賀女の嫉妬

今の貴船明神がある場所はかつて、加賀藩の家老の上屋敷がありました。その家の奥方は嫉妬深く、亡くなられた際「女の嫉妬ほど辛きはなし、死せば女の嫉妬を和らげ守るべし」と残したと言われている。そこから金沢のこの地に、祠(ほこら)が建てられ「縁切宮」と呼ばれていました。のちに「貴船明神」へと改称。京都の貴船神社も縁切りの神社として知られているが、貴船神社と歴史が少し違う、この説が有力とされている。

切って結ぶ縁

縁結びには良縁を結ぶ意味合いが強く、恋愛成就としての願掛けをする人も多いのではないでしょうか?恋愛が叶う縁結びの神社に好印象を持っている人も多い。縁切りとなると、京都の貴船神社に伝わる「丑の刻参り」のイメージもあり、人の恋を邪魔するという風に思ってしまいがち。しかし、縁切りは決して悪いものではなく、新しい挑戦をしたい人など、より良い未来に進むための前向きな願掛けでもあります。
貴船明神は、そんな未来の良縁を願うために、縁切りと縁結びが同じ場所でできる一石二鳥な神社なんです。

間違えたら大惨事

貴船明神は、縁結びと縁切りが同じ場所でできることに加え、もう一つの大きな特徴があります。それは参拝の仕方。実は、どのように貴船明神に”向かう”、そしてどの”祠(ほこら)”を参拝するかによって、願いが変わる。
まずは、縁切りから!貴船明神を正面にして、右側(香林坊方面)から貴船明神に入ります。鳥居に一礼をしてから、右側にある小さな祠(ほこら)の玉姫社で縁切りの願い事をする。
縁切りの願掛けをしたあとは、縁結びを願います。今度は、縁切りと反対の左側(玉川図書館方面)から貴船明神に入ります。参拝する祠も反対の左側にある大きな祠(ほこら)で願い事をします。
ちなみに、これを間違えると大惨事!縁結びとしての願い事が縁切りとなり、縁切りの願いが縁結びになってしまうので注意してくださいね。

最後に
貴船明神は金沢のせせらぎ通りにある、小さな神社ではありますが、切って結べる、結んで切れる特徴的な神社。金沢という街でぜひ、新しい挑戦やこれからの良い未来への願いを込めて、ぜひ参拝してみてください。
ACCESS アクセス
パターン1
おすすめ

金沢駅

おすすめ
城下町金沢周遊バス 10min.
(左回り)
or

北鉄バス 8min.
or

JR西日本バス 8min.

南町・尾山神社
徒歩 6min.

貴船明神
パターン2

金沢駅
徒歩 23min.

貴船明神
OTHERS 他
















